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目をつむって練習してみよう

  • rueilparis
  • 2021年4月30日
  • 読了時間: 2分

こんにちは、Miki Piano Studioです。


今日は、「目を瞑って弾く練習方法」のお話です。


今までたくさんの生徒さんを教えてきましたが、いつも手や指を見ながら弾く癖のある生徒さん、

結構多いです。


特にピアノを始めて間もないばかりだと、楽譜を見るよりも弾いている場所が合っているかどうか、

ずっと指チェックに余念がない子もチラホラ・・・


楽譜を見ながら、楽譜に書いてあることを読みとって、忠実に弾いていく癖をつける事の方が、

間違わずに弾くことよりも大事だと、私は思います。


メロディを覚えてしまえば楽譜を見なくても弾けるので、一見、弾けているように見えますが、

楽譜には音符だけではないたくさんのことが書かれているので、楽譜を見ながら弾く癖をつけましょう!


いつも指を見ながら弾いてると、頭と視線が下に向いてしまい姿勢も悪くなってしまうので、

視線はまっすぐ正面を向いて弾けるようにしましょうね。



そこでわたしがよくレッスンで生徒にさせる方法が、


目を閉じて弾かせる


です。


最初は生徒も不安そうに、「え~、間違えそうで嫌~」とか、「場所が分からないのに弾けない」とか、

いろいろ言いますが、最初の音の位置に手を置けば、弾けちゃいます。

もちろん間違えたりもするけど、数回やらせると、しっかり正面を見て弾き切ります。


指番号の通りに弾けば、指や手が弾く場所を覚えていてくれる事に、みんな気付きます。

そして、手元を見なくても間違わずに弾けるんだ、ということに気付くので手元を見る回数が減っていきます。


本番や人前で弾くときには音楽家は基本暗譜なので、暗譜の練習にもなるし、目を瞑ることによって

他の感覚(聴力とか触覚)がより研ぎ澄まされるので、感覚を磨く練習にもなるかな、と思っています。


そしてこの練習をやらせると、生徒が楽しそうなんですよね~

普段と違う経験でドキドキするのかな?ノリノリでみんなやってくれます♪


初心者だけではなく、ショパンのワルツやノクターンの左手(移動が多くて長い伴奏パート・バスを外しやすい)の練習にも最適です。弾く位置や音の位置を、目ではなく、体感で覚えると間違えにくくなりますよ。


是非、試してみてくださいね♪



Miki Piano Studio

 
 
 

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