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簡単な曲と難しい曲 どちらがいいの?

こんにちは!Miki Piano Studio / ミキピアノ教室です。


今回は、『簡単な曲と難しい曲、どちらがいいの?』です。


ざっくりとしすぎたテーマですが、普段の練習曲や課題曲は教本に沿って進むので、

あまり選択肢はないですよね。


選択が出来るのが、発表会の曲!です。発表会の曲って、基本的には先生がその子のレベルや進度に

合ったものを見つくろって、提案するのがメジャーだと思います。

その時、先生側も「譜読みが苦手だから易しめな曲にしよう」とか、「すぐに飽きてしまう子には難しめの曲をあげよう」とか、いろいろ考えながら選んでいます。


実際、私は易しめな曲~難しめなものまで、曲の感じも様々な候補を数曲提案します。


それを弾いてみて、生徒さんが聴いて選ぶのですが、ここでテーマの質問です。

『弾きやすい易しめな曲?チャレンジしがいのある難しめ曲?』です。


生徒の性格や個性、あとは日々の生活の忙しさ(意外とね)→どれくらい練習時間が取れるか

にもよるのですが、


易しめな曲を選ぶメリット:

①譜読みがしやすく、ストレスが少ない

②完成までの時間が短くて済む→他の曲(通常レッスンの曲)との掛け持ちで練習できる

③曲がやさしくても、ちゃんと弾くことはとても大切なことなので、自信を持って堂々と弾ける

④仕上がってからも時間がまだあるので、細かいディテールや曲想づくりに時間をかけられる


デメリット:

・弾き映えの点では、ちょっと地味になりがち

・簡単に弾ける分、すぐに飽きてしまう→長い期間、同じ曲を練習したくない子にはツライかも。

・難しい部分が少ないため、単調になりがち。新しい要素を練習できない。



難しめめ曲を選ぶメリット:

①華やかで、映えるカッコいい演奏が出来る(曲にもよりますが)

②練習期間が長い分、練習量が必然的に増える

③新しいテクニックや要素に取り組んで、習得できる

④レベルアップが期待できる


デメリット:

・譜読みが大変な分、ストレスが多め

・たくさんの練習量&時間が必要になる→練習の工夫次第では、短くすることも可能

・仕上がるまでに時間がかかるので、ぎりぎりになりがち

・譜読みや弾けるようになるまで時間がかかるため、ディテールまで手が回らない



それぞれ、良い点も悪い点もありますね。先生の工夫次第では、易しめな曲を選ぶことでたくさんの曲を

弾かせ、結果的に譜読み力を含め全体的なレベルアップが出来ます。

また、難しい曲に取り組むことは大変でもあるけれど、やり遂げた時の充実感は貴重な体験でもあります。


私の経験上、易しい曲を選んでも難しい曲を選んでも、発表会というゴールにむかって一生懸命取り組むと、

結果はどうであれ、必ずみんなレベルアップをしてくれます。しかもすごい伸び方で!


大事なのは本人がやりたい曲を選んで、ゴールに向かって地道なステップアップを積み重ねていくという事だと思います。初心者のうちは譜読みの段階で、保護者の方に手助けをしてもらう方が進みが早いです。


さあ、みなさんはどちらの曲を選びますか??



Miki Piano Studio ミキピアノ教室


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