2020年9月4日

教材について

最終更新: 2021年1月18日

当教室ではピアノを始める教材として、Bastien(バスティン)を使っています。

バスティンメソードはピアノの演奏技術だけでなく、譜読み・リズム・聴音・和声などを多角的に学んでいけることを目的にアメリカのバスティン夫妻により開発されました。

私が子供のころは、右を向いても左を向いても皆バイエルでした。

バイエルは上下巻あって、やっと1巻終わったと思ったら、違う色の新しいバイエルを渡されて、げんなりとしてた思い出があります。

バイエルは曲数が多いので、どうしても1冊終えるのに時間が長くかかってしまうんですよね。飽きっぽい私は、早くほかの教本に進んでくれないかと、ずっと思ってました。(良い教材ではありますが)

その点、バスティンは1曲が短く、比較的簡単なものが多いです。

どんどん先に進んでいけるので、1冊を終えるのも数か月です。また、幼稚園生や小学校低学年のうちに始める子供たちは、1曲を何週間も練習していては飽きてしまいます。どんどん◎をもらって、楽しく新しい曲を弾けるのが、バスティンの最大のメリットだと思います。そして、有名な曲もたくさん入っているので、弾くのが楽しいですよ♪

写真の赤い楽譜:ヤングビギナー プリマーから初めて、レベル1・2まで終えたら、ブルグミュラーなどの次のステップに進んでいきます。


バスティンの次の教材としては、定番のブルグミュラーに進みます。

有名な「アラベスク」や「バラード」など、より音楽的にも技術的にもレベルアップした曲がたくさん入っています。

また、並行してギロックや他の曲なども弾いていきます。

ギロックの「こどものためのアルバム」は、抒情的な曲が多く、ウィンナー・ワルツなどリズム感を養える名曲もたくさん入っていて、大好きな曲集です。

「こどものための~」とありますが、ぜひ大人の方にも弾いてほしい素敵な曲が

たくさん入っています。抒情的に生き生きと、リズム良く弾くというのは、どんな曲であっても、難しいものです。


もちろん、他教室から移られてきて、ほかに使っている教材があれば、そちらを使ってのレッスンも可能ですので、ぜひ一度ご相談くださいね。

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